アメリカがTPP離脱へ
トランプ氏がアメリカ大統領に正式に就任し、アメリカのTPP離脱を表明しました。
TPP加盟国の約6割のGDPがアメリカであったために、アメリカの離脱は、TPPの発行を不可能にするものになります。
日本としては、TPPによるデフレ等の不利益のおそれが無くなる反面、アメリカが日本との不平等な2国間自由貿易協定を結んでくると思われます。
日本政府としては、アメリカのTPP離脱を盾にしてでも、2国間自由貿易協定は避けなければなりません。
お互いの弱いところは保護し、強いところは交渉を進めていくような条件付きな自由貿易なら良いですが、一方の国益重視な自由貿易は良くありません。
先進国同士とは保護し合い、発展途上国とは、原材料を輸入する代わりに加工品を輸出するような自由貿易が理想なのです。
従って、自由貿易は、発展途上国とはプラスになりますが、先進国同士とは必ずしもプラスとはならない事を考慮する必要があります。
大国党政策
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