日本の政治を本気で考える

衆和党から改名しました。引き続き、日本の政治に対して意見を述べていきたいと思います。

日欧EPAが合意

TPPに反対する私ですが、欧州とのEPAには賛成です。

 

現在の日本の貿易状況は、中国や韓国といった東アジアと米国に多く依存しています。

 

これら地域の経済が不況となったとき、日本経済も少なからず影響を受けるため、リスク分散としての役割を欧州との貿易で行い、貿易相手国が偏ることなく影響を小さくすることが必要であります。

 

また、欧州側の関税撤廃品目が、チーズやワインといった、日本国内で受ける影響が比較的小さいということや、輸入品の物価も低い訳ではないからです。

 

日本は、オーストラリアから大量に牛肉が輸入されていますが、国産牛は国産ブランドとして、きちんと生き残っています。

 

 つまり、官民一体となって第一次産業を支え、国産の農畜産物に付加価値を加えることが出来れば、存続していけるのです。

 

国産物を購入したらポイントが付き、税控除が受けられる制度の導入もあっても良いでしょう。

 

しかし、これら自由貿易は競争になりにくいモノに限定すべきで、医療、保険、金融サービス等は対象にすべきではありません。

 

日米FTAは、日本と米国の主な産業が自動車を始めとする工業製品であるため、低価格競争に晒される可能性があります。また、国民皆保険の無い米国の保険・医療制度が日本に流れ込むおそれがあります。

 

TPPは、米国が離脱を表明致しましたが、トランプ大統領後の次期米国大統領が再加入する可能性もあるため、米国側に譲歩しなければならない部分も発生するかもしれません。

 

つまり、日欧EPAにより、TPPを行う必要性は無くなり、中国や韓国、米国との貿易依存度を引き下げ、これらの国々と自由貿易を行うことがないようにする必要があるのです。

 

大国党政策
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